腹腔鏡下子宮筋腫核出術 体験記

〜手術前日 入院〜

執刀医より説明あり。

エコーで確認したところレルミナの効果で筋腫が少し小さくなって、傷が小さくて済みそうという朗報。

ホットフラッシュや頭痛に悩まされたけれど頑張って飲んで良かった!

夜9時以降は絶食。

飲み物は水、スポーツ飲料なら飲めます。

人生初の浣腸。入ってる時からお腹が痛くてトイレに行きたくてたまらない。冷や汗と動機と鳥肌に襲われる。耐えられず2分でギブアップ。

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〜手術当日〜

9時から絶飲

浣腸再び。昨日からの学びで耐えられるよう他に集中する動画を準備。今回は耐え抜きました!点滴の前に着圧ストッキングを履き、手術着に着替え。

血管が細く、点滴がうまく取れず3回失敗。

麻酔科のドクター登場。一発で刺してくれました。

病室からストレッチャーに乗り手術室へ。

コロナの影響で病室での面会はできませんが、手術室の前で付き添いの家族に少しだけ会えます。移動中は天井しか見えません。こんな光景初めてで、もうすぐ夫に会える安堵とその後待ち受ける手術への緊張と不安で泣いてしまいました。

夫に挨拶。涙で良く見えませんでした。心配しただろうな。ごめんね。

手術台に移動後は看護師さんが手際良く準備してあっという間に麻酔で眠りました。

 

〜手術後〜

名前を呼ばれて目が覚めました。視覚と聴覚はあるのですが意識がボーッとして身体の感覚がありません。そのうち身体がガタガタ震え出ししばらくの間止まりませんでした。

病院へ戻りだんだんと身体の感覚も戻ります。導尿(これが鬱陶しい)、点滴、心電図、酸素モニター、酸素マスク、足にはポンプ。これだけ繋がれているので身動きができません。この日の夜は本当に長かった。一度嘔吐の波が来てナースコール。この状態で吐くわけにはいかないと集中して我慢。なんとか乗り越えました。嘔吐する場合横向きで。容器を横に置いてもらいました。酸素モニターの指が辛くて何度か指を変えてもらいました。

 

〜手術翌日〜

採血。

朝になり水分が取れるように。

ベッドのリクライニングで上半身を起こしてもらいましたが、まだ身体が怠くて気持ち悪さもあります。午前中に歩くのが課題と言われました。

採血の結果貧血の為、自己血を戻す事に。所要時間は2時間。座ると導尿カテーテルが痛くて早く取りたかったのですが、輸血が終わるまで我慢。

2時間の輸血後無事に歩けて導尿とおさらば!スッキリ!さっそくトイレに行こうと思ったら嘔吐。急に動いたからかな。昼食が出てきましたが一口も食べられませんでした。その後も動くと嘔吐してしまい、鎮静剤の麻酔を止めてもらいました。親戚の麻酔科医に聞くと術後のこの麻酔は副作用で吐く人が多いそうです。麻酔を止めてからは気持ち悪さも改善されましたが夕食もほとんど食べられませんでした。夜には点滴も取れて許可が出たのでシャワーを浴びました。少しずつ回復を感じます。

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〜術後2日目〜

横になるとなんだか苦しくてあまり眠れませんでした。これは身体の中に残っている炭酸ガスの影響で、横になるとガスが肺を圧迫するとの事。上体を上げると楽なので少しだけ上体を上げる姿勢で寝ました。夜中に発熱。37.9度まで上がりました。これは術後自然と起きる事らしいです。持参していたOS1があって助かりました。朝食は前日よりも食べられるように。昼食はもっと食べられました。お腹いっぱいになるとお腹が膨れて傷が痛くなります。調節が難しい。午後にお通じあり。運動がてら売店に出かけました。ガスの影響で鎖骨や肩が一時的に痛くなりますが、これも時間と共に改善されるそうです。

 

〜術後3日目〜

やはり夜はあまり眠れず、上体を少しだけ起こした姿勢で眠りました。お通じも順調。傷口の出血もありません。運動も兼ねてお洗濯室へ。動いたせいか今日はおへその傷が痛むので処方されていたロキソニンと胃薬を飲みました。肩や鎖骨の痛みはほぼなくなりました。映画を観れるほど元気に。

夜看護師さんから眠りを助けるお薬を出す事もできますと言われましたが、ボーッとしたりフワフワしたり、自分の感覚がなくなるのに抵抗があったので自力で眠る事を選択。

横になると肋骨あたりでギョロギョロ言っていたガスも大分減りました。

明日は退院です!

 

〜術後4日目 退院〜

診察。エコーもしてもらいましたが特に問題なし。午後に退院します。

ガスはほとんど抜けたように思います。

一番痛いのはおへその傷。退院して行動範囲が広まったせいかズキズキ痛んでまだ鎮静剤が手放せないです。